北京パラリンピック日本代表選手団が結団式「全力で戦い抜く」3月4日開幕へ主将村岡が決意表明

 北京冬季パラリンピック日本選手団の結団式で、河合純一団長(左)から団旗を受け取る旗手の川除大輝。右は主将の村岡桃佳=24日午後、東京都新宿区
 北京冬季パラリンピック日本選手団の結団式にビデオメッセージを寄せられた秋篠宮さま=24日午後、東京都新宿区
 村岡桃佳
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 3月4日開幕の北京パラリンピック日本代表選手団の結団式が24日、都内で行われた。式には、河合純一団長、主将の村岡桃佳(24)=トヨタ自動車、旗手の川除大輝(日立ソリューションズJSC)らが登壇した。新型コロナウイルス感染症対策のため、登壇者以外はオンラインで参加した。

 18年平昌大会のパラアルペンスキーで金メダルを含む5つのメダルを獲得し、21年東京パラリンピックの陸上女子100メートル(T54/車いす)にも出場した“二刀流”の村岡主将は、「自国開催の東京大会から冬季大会の流れを絶やさぬよう、決して諦めない覚悟を持ち、全力で戦い抜くことをここに誓います。障害のあるなしに関わらず、日本の未来を担う子どもたちにパラスポーツを見てもらい、人間の無限の可能性を感じてもらうことを願っている」と決意表明した。

 大会は3月4~13日までの10日間で行われる。日本からはアルペンスキー、バイアスロン、クロスカントリースキー、スノーボードの4競技に29選手が出場する。

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