ビロディド、ベルニャエフらウクライナアスリートが悲痛メッセージ「生きたい」
柔道の東京五輪女子48キロ級銅メダリストのダリア・ビロディド、体操男子個人総合で16年リオデジャネイロ五輪銀メダリストのオレグ・ベルニャエフらウクライナのアスリートが24日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、自身のインスタグラムを更新し、悲痛なメッセージを発信した。
ビロディドは「今日、キエフの爆撃で、朝6時に目が覚めました。言葉がありません。とても怖い。家族と国のために祈ります。ロシアは私たちを爆撃し始め、戦争が始まった」と状況を明かし、「つい最近までこんなことが起こるとは思っていませんでした。何のために、なぜ人々の人生を台無しにするのか?止まれ!平和が欲しい、生きたい!」と、訴え、ベルニャエフもリポストする形で発信した。
ビロディドは18、19年の世界選手権を連覇。端正な容姿から日本でのファンも多い。ベルニャエフは16年リオデジャネイロ五輪で、日本の内村航平と激闘を繰り広げた。わずか0・099点差で銀メダルに終わった。