IOCがロシアのウクライナ侵攻に非難声明 北京五輪休戦決議を違反「強く非難する」

 国際オリンピック委員会(IOC)は24日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、非難声明を発表した。

 「IOCはロシア政府による五輪休戦違反を強く非難します」。2021年12月2日の国連総会において、北京五輪・パラリンピック期間中の休戦決議が採択されており、北京五輪開幕日(2月4日)の1週間前の1月28日から、パラリンピック閉幕日(3月13日)の1週間後にあたる3月20日まで世界のあらゆる紛争の休戦を呼びかけている。

 IOCはバッハ会長の北京五輪開閉会式でのスピーチを繰り返し、「バッハ会長は『平和にチャンスを与えてください』と呼びかけた。『五輪選手によって示された連帯と平和』に触発されるように、政治指導者に求めている」と、綴った。ウクライナの五輪コミュニティの安全性への深い懸念から人道支援を調整するための作業部会を設置したという。

 同決議は開催国の中国を含めた173カ国による共同提案で、日本、米国、豪州、インドなどは中国での人権状況を懸念し、提案には加わらなかった。

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