順大・三浦龍司 連覇狙う!五輪入賞へ弾みつけた福岡クロカンで「今年もいいスタート」
陸上の日本選手権クロスカントリー(26日、福岡市海の中道海浜公園)の出場選手による前日会見が25日、オンラインで行われた。昨年の男子10キロの覇者で、東京五輪3000メートル障害7位の三浦龍司(20)=順大=は、「22年の開幕戦。昨年は優勝できたことで弾みがつき、3000メートル障害につながった。今年もいいスタートが切れるようにしたい」と抱負を語った。
東京五輪では3000メートル障害予選で8分9秒92の日本記録を樹立。決勝では日本勢としてこの種目で初の入賞を果たした。
足がかりとなったのがこの大会。大学の先輩で東京五輪5000メートル代表の松枝博輝(28)=富士通=とゴール前まで競り合い、同タイムの29分10秒で制した。世界選手権(7月、米オレゴン州)が控える今年も、松枝や東京五輪同代表の坂東悠汰(25)=富士通=ら強豪ぞろいで、「勝負に徹したい」と2連覇を見据えた。
また、女子8キロには、東京五輪1500メートル8位入賞の田中希実(22)=豊田自動織機TC=らが出場する。