バレー 東京五輪日本代表の藤井直伸が胃がんステージ4を発表「転移は複数ある可能性」
バレーボール男子日本代表の藤井直伸(東レ)が27日、自身のインスタグラムで胃がんのステージ4と医師から宣告されたことを明かした。
30歳で東京五輪にも出場した藤井は、昨年末の試合から目の不調を感じ、症状が改善しないことから検査入院したという。
「この度、昨年末の試合から目の不調を感じており、なかなか症状が改善されず、様々な要因を探るべく検査入院したところ、僕の体に胃癌が見つかりました。目の症状は胃癌が脳の方にも転移していることが影響しているみたいです。転移は複数ある可能性があるとのことです」と経緯を説明し、「以上のことから[胃癌 ステージ4]と診断されました事をご報告いたします」と記した。
「心配してくださっていた皆様、報告が遅くなってしまったこと申し訳ございません。僕も、家族も少し整理する時間が必要だったことをご理解ください」と続け、「最初に診断された時は驚き、不安、怖さ、色々な感情がありましたが、家族・チームメイトの温かい支えにより、もう前を向いてこの病気に打ち勝つという強い意志を持っています!!」と病魔に立ち向かう決意を伝えた。
「バレーボールからは少し離れることにはなりますが、今回の闘病がこれからの人生にとってプラスになるように、一回り大きな人間になって帰ってきます!!」と今後は治療に専念することも明かし、最後に「追伸 現在の治療状況ですが、欠場させていただいている間に頭の放射線治療は終了いたしました。明日から抗がん剤の治療に入る予定です。強い気持ちを持って頑張ります!!応援よろしくお願いします!!」と記した。
妻は、女子バレー元日本代表の佐藤美弥さんで、昨年9月26日に結婚を発表した。