新大関御嶽海「恥ずかしくない成績を取りたい」春場所番付発表会見
大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付が28日、発表され、新大関御嶽海(29)=出羽海=が都内の部屋からリモートで会見した。
初場所で3度目の優勝を飾って大関に昇進。番付に記された大関の文字に「うれしいですね。輝いてましたね」と喜びを口にする一方で「大関という責任感。それは今までと違うかな」と看板としての自覚をにじませた。
1月31日に新型コロナウイルス感染が判明。「熱はすぐに下がったけど、10日間は何もできずにいた」と説明した。それでも、12日からは四股を踏むなどの基礎運動を再開。「2週間あるので、しっかり調整して最高な形で初日から入れれば。(体調は)バッチリです」と不安はない。
春場所は新大関優勝への期待もかかる。目標は「まずは2桁というのは変えないつもり」と先場所までと同様の2桁勝利に設定。「新大関の期待にしっかり応えられるように、恥ずかしくない成績を取りたい」と意気込み「気負わないこと。新大関とか大関ということじゃなくて、挑戦者でいくことが一番大事じゃないか」とポイントを挙げた。