北京用チェアスキー改良、トヨタ 自動車開発のノウハウ生かし

 【北京共同】北京冬季パラリンピックで金メダルを目指すアルペンスキー座位の女子の村岡桃佳や男子の森井大輝が所属するトヨタ自動車が28日、オンライン会見で自動車開発のノウハウを生かし、村岡のチェアスキーは前回の2018年平昌大会から空気抵抗を9%削減したと明らかにした。

 用具改良には約50人のエンジニアのほか、車いすメーカーも携わった。脚を覆う「カウル」と呼ばれる風よけを担当した岩脇彩香氏によると、シミュレーションや風洞実験を駆使し、少ない滑走実験で作製した。同氏は「前側で(気流を)乱れさせず、滑らかに後ろに流すのは車もチェアスキーも変わらない」と説明した。

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