バレーボール男子日本代表でステージ４の胃がんを告白した藤井直伸（東レ）の妻、美弥（旧姓・佐藤）さんが１日、インスタグラムを更新。周囲の励ましに感謝するとともに、「私も共に闘います」と記した。

　美弥さんも元バレーボール女子日本代表のセッター。昨年５月に現役引退を発表し、藤井との結婚を昨年９月に発表した。美弥さんは夫婦松の写真を添え、長文のメッセージを投稿した。

　美弥さんの全文は以下の通り。

　「先日のご報告より、沢山の力強いエールを頂きありがとうございます。本人はもちろんのこと、私にも温かいメッセージを頂き、エネルギーが湧いてきました。

　本人の言葉にもあった通り、私も前を向き、この病気に打ち勝つという強い意志、大丈夫だと信じる強い気持ちを持っています。

　私も、夫も、みなさんも、整理が難しい部分はもちろんあるかもしれません。でも、その難しい部分に時間や労力を割くよりも、受け入れ前へ進むしかない。ゴールは明確だから。誰よりも前を向き闘う夫を信じ、たくさんの方々の力を借りながら、私も共に闘います。

　苦しい時間もあるかも知れませんが、闘病中も夫持ち前の笑顔と前向きな気持ちを守り続けます。さらに元気になった姿でみなさんに感謝を届けます。信じて待っていてください。

　ある方が、有難いの反対は当たり前だと綴っていました。普段どれだけのことを当たり前と思って生きているか、どれだけのありがとうを伝えられているか、ありがとうの意味を想えているか考えました。

　家族、友人、仲間、ファンの皆様、本当にたくさんの方からの支えを頼もしく、有り難く、心から感謝いたします。今日もありがとうございます。

　＃心はひとつ　＃勝つべくして勝つ　＃有難う」