ISUが露選手を国際大会から除外 シェルバコワ、ワリエワら世界選手権出場できず

 カミラ・ワリエワ
 ロシアがウクライナに侵攻(Negro Elkha/stock.adobe.com)
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 国際スケート連盟(ISU)は1日、ロシアのウクライナ侵攻にともなう、国際オリンピック委員会(IOC)のロシア、ベラルーシ両国の選手、関係者の国際大会からの除外勧告を受け、理事会を開催し、両国選手の世界選手権を含む、国際大会からの除外を決定したと発表した。

 ISUはホームページなどで「IOCの勧告に従い、アイススケート競技会の完全性を保護し、すべての参加者の安全を確保するために、ISU理事会は即時に合意した。追って通知があるまで、ロシア(ロシアスケート連合およびロシアフィギュアスケート連盟)、ベラルーシ(ベラルーシスケート連合)に属するスケーターは、ISUチャンピオンシップを含む国際競技会に招待または参加を許可されないものとします」と、声明を出した。ドーピング問題による国からの出場が認められなかった北京五輪のように、スケート連盟所属の中立選手としての出場も認められないものとみられる。

 3月にはフィギュアスケートの世界選手権(フランス、モンペリエ)の開催が予定されており、北京五輪女子で金メダルを獲得したシェルバコワ、同銀メダルのトルソワ、ドーピング疑惑が取りざたされた15歳のワリエワらが出場する可能性があった。

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