坂上忍、北京パラからのロシアら除外「相変わらずみっともない」IPCの決定理由批判
俳優の坂上忍が4日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演。国際パラリンピック委員会(IPC)が一転して北京パラリンピックからロシア選手らを除外する決定をしたことについて、「こういうやり方は相変わらずみっともない」と批判した。
番組では、IPCが一度は国名などを使わず個人資格でのみ出場を認めながら、一転して、ロシアと除外する決定をしたことを取り上げた。いくつかの国から現状のままでは試合に参加しないという訴えがあったことや、選手村での状況が悪化し、安全を維持できなくなったことを除外した理由として説明したことも伝えた。
坂上は「僕はもう当初からロシアの選手を出して良いのかと言い続けてきたので、個人的にはこの決定には納得ですけど」と除外には理解を示した上で、「いくつの国からとか、選手からこう言う声が上がったからひっくり返すという、こういうやり方は相変わらずみっともないと思いますね」と決定を覆した理由に苦言を呈した。
これに、タレントの南美希子も「(IPCは)ほかの選手から抗議が来ているとか言うよりも、オリンピック・パラリンピックの個人の尊厳を重んじて平和な社会を奨励するってオリンピック憲章の精神に反しているわけですから。即断でロシア、ベラルーシの選手は認められないと言うべきでしたね」と同調した。