排除のロシア選手が批判 IPC、五輪精神は欺瞞

 【北京共同】ウクライナ侵攻を受け、北京冬季パラリンピックから排除されたロシアのアレクセイ・ブガエフ選手が5日までに、自身のインスタグラムで「明らかなロシア敵視であり、五輪精神は欺瞞だ」と不満を吐露した。決定を下した国際パラリンピック委員会(IPC)について「不道徳で非人道的、矛盾している」と批判した。

 ブガエフ氏は「私は既にパラリンピックでいくつものメダルを獲得し、子どもの頃の夢を実現した。だが、こうしたチャンスを奪われた選手がいるんだ」と訴えた。

 ブガエフ氏は、アルペンスキーの有力選手で、2014年のソチ大会、18年の平昌大会で金メダルを獲得している。

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