東京マラソン キプチョゲ 世界新ペースも痛恨のコース間違え 約20秒タイムロス

 12キロ付近を力走するエリウド・キプチョゲ(右から3人目)ら(代表撮影)
 スタート前にあいさつする小池百合子東京都知事(代表撮影)
 都庁前を一斉にスタートするランナーたち(代表撮影)
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 「東京マラソン2021」(6日、東京都庁~東京駅前)

 3年ぶりに市民ランナー参加の大規模マラソンとしてスタートした。

 初出場となる五輪2連覇王者で世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が10キロ28分37秒という世界新記録ペースで順調な走りを見せていたが、10キロ過ぎに左に曲がらなければならないところを、反対車線側の折り返し後の給水エリアに向かってしまい、痛恨のコース間違え。それまでは1キロ2分50秒前後でペースを刻んでいたが、10~11キロは3分9秒。20秒前後のタイムロスがあったとみられる。

 新型コロナウイルスの感染が広がり始めた20年大会はエリート選手200人のみと規模を大幅に縮小。21年大会は当初3月から10月に延期されたが、緊急事態宣言の影響で断念。21年大会を22年3月へ再延期し、22年大会を中止した。

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