小林陵侑7位 個人総合トップ守る「そんなに大崩れせず、踏ん張れた」

 「ノルディックスキージャンプ・男子W杯」(6日、オスロ)

 小林陵侑(25)=土屋ホーム=は132メートル、127メートルの合計260・9点で7位だった。ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー)が271・2点をマークし、2季ぶりの優勝で通算8勝目を挙げた。雪印メグミルク勢は佐藤幸椰が21位、佐藤慧一が27位、伊東大貴が30位で、2回目に進めなかった小林潤志郎は34位。中村直幹(フライングラボラトリー)は43位だった。

 持ち味のスケールの大きさよりも、安定感が際立った。小林陵は2戦連続で表彰台を逃したものの、W杯個人総合トップは守り「そんなに大崩れはせず、踏ん張れた」と最低限の結果を残したことに納得した。

 オスロのジャンプ台との相性は決して良くない。「ここに来て、ずっとジャンプが微妙」と本調子を出せなかった。それでも層の厚い男子でトップ10を外さない。1回目はヒルサイズにあと2メートルと迫り、2回目もまずまずの飛躍だった。今季、本戦に出場した試合が全て1桁順位なのは小林陵だけだ。

 次戦は巨大なジャンプ台で競うフライング世界選手権。253・5メートルの世界最長記録を目指すと公言しているエースは「楽しんできたい」と目標を切り替えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス