豊昇龍 まず勝ち越し目標も「優勝したい気持ちもあります」叔父・元朝青龍からは激励

 大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)に新三役として臨む小結豊昇龍(立浪)が9日、大阪市内で稽古後、電話取材に応じた。部屋の関取衆や若い衆を相手に相撲を25番程度とり「まあ、いつも通り。悪くはない」と感触を明かした。

 初場所後に新型コロナウイルスに感染したが、全くの無症状。隔離期間中も軽く体を動かすなど、調整への影響はなく「すごく元気があった。何で僕から(陽性反応が)出てるのかなとビックリした」と振り返った。

 前頭筆頭だった昨年秋場所は5勝8敗2休。へんとう炎を患ったこともあり、上位の壁にはね返された。「めちゃくちゃ悔しかった」というだけに、再び上位陣と総当たりすることになる春場所へは「9月場所でできなかったことを全部やりたい」と燃えている。

 8日には、叔父で元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏に電話連絡。「頑張ってくれ」とエールを送られた。先場所は11勝。優勝争いまでもうひと息の成績を残し「もちろん、優勝したい気持ちもありますね」と目線も上がってきた。春場所の目標の勝ち星については「それは言わないでおきます」とニヤリ。「まずは勝ち越しで。勝ち越して、次の目標が出てくるので」と意気込んだ。

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