開会式で「平和」訴え、魂の叫び IPC会長、ロシア除外は正解

 【北京共同】国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長(45)=ブラジル=が10日、共同通信のインタビューに応じ、北京冬季パラリンピックで最も訴えたいテーマを「平和」だと述べた。

 開会式で「ピース!(平和を)」と声を張り上げた場面は、リハーサルなしで「魂の叫び」だったと説明。ウクライナに侵攻したロシアと、それを支援したベラルーシを大会から除外した決断は正しかったと強調した。

 パーソンズ会長は、苦難に直面しながらメダルを量産するウクライナ選手団の活躍を「驚異的で信じられない精神力だ。表彰台を独占した場面は特別な瞬間だった」と称賛した。

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