亀田兄弟の訴訟、JBC上告せず 1億円支払いへ

 日本ボクシングコミッション(JBC)による不当な処分で、元世界王者の亀田興毅さんら3兄弟側が国内試合ができなくなったとして損害賠償を求めた訴訟で、JBCが最高裁に上告しないことが10日、関係者の話で分かった。東京高裁はJBC側に計約1億円の支払いを命じた。

 対戦相手が計量失格となった2013年の王座統一戦で次男大毅さんが敗戦。王座の扱いで双方の見解が食い違い、JBCは「信用を損ねた」として会長とマネジャーの資格更新を認めない処分を科した。

 東京高裁はこの判断を「裁量権の逸脱、乱用で違法」とし、賠償額は一審から2倍以上に。JBCは支払い方法を検討していく。

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