北米プロアイスホッケー、NHLのキングズで日本とカナダの両国籍を持つ21歳のDFジョーダン・スペンスが10日、本拠地ロサンゼルスでのシャークス戦でデビューを果たした。世界最高峰のNHLでプレーした日本人は2007年、同じくキングズで4試合に出たGK福藤豊(栃木日光)以来、2人目となる。
1万4千人超が入ったアリーナで家族の見守る中、背番号「53」をつけて14分23秒プレー。ゴールやアシストはなかったが積極的に動いてシュート2本を放った。延長にもつれた試合は3-4で敗れた。
母が日本人のスペンスはオーストラリア生まれで、主に小学生時代を大阪で過ごした。