藤沢五月「負けるたびに成長」ロコ・ソラーレ 地元・北海道北見市役所を表敬訪問
北京五輪のカーリング女子で史上初の銀メダルを獲得したロコ・ソラーレの選手5人が11日、地元・北海道北見市の市役所を表敬訪問、記者会見した。スキップの藤沢五月(30)は「勝ったり負けたりの大会だったが、負けるたびに成長のきっかけをもらい銀メダルに結びついた」と振り返った。
チームによると、5人のうち4人が市出身で、辻直孝市長と面会、市民特別栄誉賞が授与された。市内には記念の垂れ幕やポスターが掲げられ、リードの吉田夕梨花(28)は「皆が自分の娘や孫のように応援してくれた。この街でチームが育ったと実感できる」と笑顔で話した。
5月には日本選手権を控える。姉でサードの吉田知那美(30)は「(北京の)決勝では、やりたいプレーができず悔しい思いをした。雪辱を果たす、最高のパフォーマンスを日本で見せたい」と抱負を語った。