昨年引退、白井健三氏が師匠に捧げる3つの「シライ」決めた 内村引退演技会

ゆかの演技を終えて笑顔を見せる白井健三氏(撮影・堀内翔)
 床の演技中に笑顔を見せる白井健三氏(撮影・堀内翔)
 白井健三氏の床の演技(撮影・堀内翔)
3枚

 「KOHEI UCHIMURA THE FINAL」(12日、東京体育館)

 体操男子で世界大会8連覇、個人総合40連勝など数々の偉業を成し遂げた“キング”内村航平(33)=ジョイカル=の現役最後の舞台となる演技会が行われ、リオデジャネイロ五輪団体金メダルメンバーの白井健三氏、山室光史、加藤凌平、田中佑典、東京五輪代表の橋本大輝、萱和磨、谷川航、北園丈琉、亀山耕平が参加した。

 昨年現役生活を終え、唯一引退していた白井氏は1日限りの現役復帰。床で演技を披露した。冒頭からシライ3(伸身リ・ジョンソン)を決めると、シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)を含めたキレのある連続技を披露。途中で疲れたパフォーマンスをみせ、「タイム」を要求する場面も。ただ、終末技では自身の名前のつく大技「シライ/ニュエン」(後方伸身宙返り4回ひねり)を決めた。内村からは「名前ついてる技ぐらいはね」と自身の名がつく大技『シライ』を打診されていたが、“師匠”の期待にこたえる演技だった。

 自身の演技後、テレビ解説を務めた内村も「健三らしさを出してくれた。エンターテイメントも含めて、上手にやってくれた」と、絶賛した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス