新浜立也 500メートル2連勝 北京五輪の屈辱晴らす通算10勝目

 「スピードスケート・W杯最終戦」(13日、ヘーレンフェイン)

 男子500メートルは新浜立也(25)=高崎健康福祉大職=が34秒48で制した。12日のレースに続く2連勝で、通算10勝目。北京五輪銅メダルの森重航(専大)が34秒63で3位だった。女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)は37秒70で5位だった。北京五輪優勝のエリン・ジャクソン(米国)が37秒32で制し、郷亜里砂(イヨテツク)は10位だった。

 20位に終わった北京五輪の屈辱を晴らす力走を2日そろえた。新浜は最初の100メートルは全体2位の9秒56、中盤以降は同走の松井大和(シリウス)を寄せ付けなかった。シーズン終盤で疲労がたまり、腰や内転筋を痛めている中で「今できる最善を尽くす」と臨んだ最終戦で、W杯通算10勝にも到達。浮き沈みのあった25歳のシーズンを締めくくった。

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