ラグビー NTTチーム再編検討 浦安&大阪→浦安に集中へ 子会社化で公平性配慮

 ラグビーの国内最高峰、リーグワン1部に所属するNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(浦安)と、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪(大阪)の2チームの再編が検討されていることが13日、関係者への取材で分かった。来季から浦安に強化を集中する。大阪は規模を縮小して活動を続ける見通しで、下部での活動などが検討されている。

 NTTドコモが1月にNTTコミュニケーションズを子会社化したことを受けて2チームの在り方を見直す。親会社と子会社を母体とするチームの対戦が、競技の公平性を損なうとの見方にも配慮したという。NTTグループは今後、浦安と大阪を運営する新会社を設立する方針。リーグ側は正式な決定を受けて対応を協議する。

 リーグワンはトップリーグ(TL)を刷新して1月に開幕。3部制で1部は12チーム、2部と3部は各6チームで構成する。今季は第9節を終えて大阪、浦安は共に2勝7敗。

 大阪はTL最後の2021年シーズンはベスト8に躍進した。19年ワールドカップ(W杯)日本大会に出場した日本代表のロック、ビンピー・ファンデルバルトが所属している。

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