横綱照ノ富士に2日目で土 大栄翔に金星与える 新大関御嶽海は連勝 かど番正代連敗

 照ノ富士(手前)から金星を挙げる大栄翔(撮影・高部洋祐)
 照ノ富士(手前)から金星を挙げた大栄翔(撮影・高部洋祐)
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 「大相撲春場所・2日目」(14日、エディオンアリーナ大阪)

 2場所ぶりの優勝を狙う横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)は前頭筆頭の大栄翔(追手風)に送り出されて、2日目で土がついた。突き、のど輪で攻め込まれて横を向かされ、金星を与えた。

 大関貴景勝(常盤山)は平幕の逸ノ城(湊)に寄り切られ、1勝1敗。かど番の大関正代(時津風)は小結の隆の勝(常盤山)に押し出され、2連敗と苦しいスタートになった。

 新大関の御嶽海(出羽海)は前頭筆頭の宇良(木瀬)を下し、初日から2連勝を飾った。1909年の優勝制度導入以降、9人目となる新大関での優勝に向け、幸先いい連勝発進となった。

 横綱、大関陣で2連勝は御嶽海ただ一人となった。

 新関脇の若隆景(荒汐)は平幕の阿武咲(阿武松)を寄り倒して、2連勝。同じく新関脇の阿炎(錣山)は平幕の玉鷲(片男波)を突き出し、初日を出した。

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