レスリング森川美和、4月からALSOK入社 “師匠”伊調馨と同門に 日体大を卒業

 レスリング女子65キロ級で21年世界選手権銀メダルの森川美和(22)が15日、東京・世田谷区で行われた日体大の卒業式に出席した。「大学では自分自身を成長させてくれて、充実した4年間を過ごせた。レスリングに専念できる環境で、授業でも体やメンタル、栄養のことをたくさん学べて(競技に)生かせた」と振り返った。

 4月からはALSOKに入社することを明かした。大学時代、コーチとして指導を受けた五輪4連覇の伊調馨(37)と同門。練習拠点は変わらず日体大に置き、24年パリ五輪に向けては五輪階級の68キロ級に上げて出場を目指す。

 「(今後は)レスリングが仕事という形でやらせていただく。今年は全日本選手権でしっかり優勝して、世界選手権でも今年こそは優勝して、2024年(パリ五輪)につなげられたらいい」と気持ちを新たにした。

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