宇良“かかとの差”で惜しくも金星ならず 軍配上がるも差し違えで照ノ富士が勝利

 宇良(左)を押し出す照ノ富士(撮影・吉澤敬太)
 宇良(右)を攻める照ノ富士(撮影・吉澤敬太)
 宇良(手前)を押し出しで下す照ノ富士
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 「大相撲春場所・3日目」(15日、エディオンアリーナ大阪)

 人気業師の宇良(木瀬)が横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)に挑み“かかとの差”で金星を逃した。照ノ富士は1敗を守り、宇良は初日から3連敗。

 結びの一番。西前頭筆頭まで番付を上げた宇良は今場所は初日から連敗で横綱戦を迎えた。

 押し込まれた宇良は土俵際で体をのけ反らせながら肩すかしに活路を見いだした。横綱の右足が先に出たと見て、軍配は宇良に上がったが物言いがつく。協議の結果、俵の上に乗っていた宇良のかかとが先に土俵外についていたとして、軍配差し違えで照ノ富士の勝ちとなった。

 大関陣は、今場所新大関の御嶽海(出羽海)は大栄翔(追手風)を突き落としで退け初日から3連勝。しかし、かど番の2大関はともに敗れた。貴景勝(常盤山)は小結豊昇龍(立浪)を土俵際まで一気に攻めながら逆転のすくい投げで体を裏返しにされた。正代(時津風)は巨漢の逸ノ城(湊)に寄り切られた。

 関脇阿炎(錣山)は霧馬山(陸奥)を押し出して2勝1敗。関脇若隆景(荒汐)は明生(立浪)を寄り切って初日から3連勝とした。

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