北京五輪 伊東団長が札幌五輪“賛成”6割に「北京の印象もあったのかなとうれしい」
日本スケート連盟は16日、都内で理事会を行った。フィギュア委員長で、北京五輪の日本選手団団長を務めた伊東秀仁氏は、2030年の札幌五輪・パラリンピック招致の是非を問うアンケートで賛成派が6割弱だったことを受けて、「こんな厳しい世の中だけれども、多くの人がわれわれが戦った北京の印象もあったのかなとうれしく思っています」とコメントした。
伊東氏は「これで(開催が)決まりっていうわけではない」と言いながらも、「北京の感動を日本の人たちに身近に味わっていただくためには、今回のアンケートは一歩進んだのかなと思っています」とうなずいた。「確かに今戦争もやってるし、大変な世の中だけど、スポーツの価値とか力を分かっていただければ、それはみんなの励みにもなると思います」と、札幌招致が前向きな力になることを祈った。