体操・21歳畠田瞳引退へ 新型コロナ禍による意欲低下とケガ重なり決断
体操女子で東京五輪団体総合5位入賞の21歳、畠田瞳(セントラルスポーツ)が22日、インスタグラムで4月の全日本選手権(東京体育館)を最後に現役を引退すると発表した。新型コロナ禍による意欲の低下とけがが理由という。
父親は1992年バルセロナ五輪男子団体総合銅メダリストの好章氏。2018、19年に続いて出場した昨年10月の世界選手権(北九州市)の段違い平行棒を練習中に落下して「中心性脊髄損傷・頸椎(けいつい)打撲傷」と診断された。
引退理由として「近年、新型コロナウィルス感染拡大によって様々な大会や遠征が中止、延期になるなどこの先の見通しがつかない状態でのモチベーションを保つのが難しいことと、昨年の世界選手権での怪我が重なりこのような決断に至りました」とつづった。