デンソーソリューションは２３日、アーチェリー女子の園田稚（わか、１９）と４月１日付けでスポンサー契約を締結すると発表した。同社には１２年ロンドン五輪で団体銅メダルを獲得した早川漣も所属している。

　２４年パリ五輪出場を目指す若手が、新たな道に進む。園田は１７年にＪＯＣエリートアカデミーに入ると、１８年に史上最年少の１６歳で日本代表に選出された実力者。昨夏の東京五輪出場は逃したが、２１年世界ユース選手権で団体金メダル、２２年の全日本室内選手権で銀メダルを獲得するなど第一線で活躍するパリ五輪の星だ。現在は早大に在学中。早川は憧れの存在で、姉のように慕っているという。

　園田は、デンソーソリューションを通じて「とてもうれしく、光栄に感じております。アーチェリーを始めた頃からの憧れだった早川選手がいるデンソーソリューション様との契約は、今後の大きなモチベーションになります」と喜びのコメントを発表。「学生アーチェリー選手として初とのことで、若い世代にもいい前例となれればと思います。２０２４年パリオリンピック出場を目標に、早川選手と頑張っていきますので、今後とも応援の程、よろしくお願いします」と意気込んだ。