五輪金の素根が左膝手術 柔道女子、復帰に3カ月
昨夏の東京五輪柔道女子78キロ超級金メダルの素根輝(パーク24)が22日に左膝を手術し、実戦復帰までに約3カ月を要する見込みであることが24日、関係者の話で分かった。4月2、3日の全日本選抜体重別選手権は既に欠場が決まり、体重無差別で争う同17日の全日本女子選手権も出場は絶望的。
関係者によると、左膝は日本が銀メダルだった東京五輪の混合団体決勝で負傷した。先週の練習でも再び痛みが出たため、将来を見据えた治療が必要と判断。内視鏡での手術に踏み切った。
21歳の素根は2年後のパリ五輪での連覇が懸かり、日本女子を背負う存在として期待されている。