鍵山は105・69点 トリプルアクセル乱れ「少し緊張」フィギュア世界選手権 男子SP

「フィギュアスケート・世界選手権」(24日、フランス・モンペリエ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、北京五輪銀メダルの鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=は105・69点で2位発進した。

 冒頭の4回転サルコーを決めると、続く4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプも着氷。最後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は着氷が少し乱れ、フィニッシュ後に頭に手を当てて苦笑いした。得点が発表されると、「ありがとうございました」とテレビに向かって頭を下げた。

 SPの自己ベストは北京五輪で出した108・12点。惜しい演技に、鍵山は「ちょっとオリンピックの時と違って少し緊張した部分があった」と振り返り、「アクセルは少し慎重になってしまって、練習みたいに思い切りはできなかったのがミスにつながった」と話した。それでも、「それ以外の4回転2本は自分の中でも今までやってきた試合の中でも抜群に良かったので、そこは良かった」と収穫もあったという。

 昨年大会は初出場で2位。26日のフリーへ、「(4回転)ループももちろん入れてやる。この世界選手権が今シーズン最後の演技になるので、思い切り、何も悔いの残らないような演技をしたい」と誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス