日本勢が圧巻表彰台圏内を独占 宇野が首位、鍵山2位、友野3位 フィギュア男子SP

 「フィギュアスケート・世界選手権」(24日、モンペリエ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、日本勢が1、2、3位と、表彰台圏内を独占した。

 北京五輪銅メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)が世界歴代3位の109・63点をマーク。貫禄の首位発進を果たした。北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)は105・69点で2位。補欠2番手からの繰り上がり出場となった友野一希(セントラルスポーツ)は自己ベストを大きく更新する101・12点で3位につけた。

 チェン(米国)、羽生結弦(ANA)が欠場し、世界王者不在となった今大会。誰が勝っても初優勝の中、SPを終えて首位につけたのは、6度目出場で2度の銀メダルを経験した宇野だった。冒頭の4回転フリップに始まり、完璧な演技を披露。フィニッシュすると、飛び跳ねてガッツポーズした。

 鍵山は演技後半のトリプルアクセルで着氷が乱れたが、自身も「4回転2本は今までやってきた試合の中でも抜群に良かった」と振り返るほどの完成度で高い加点を獲得し、2位。友野は自己ベストを約4点更新。「今までの努力が全て詰まった演技」と振り返った。

 男子フリーは日本時間26日18時55分から行われる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス