ラグビーリーグワン２部の日野レッドドルフィンズ（ＲＤ）は２５日、今季リーグ最終戦でホストゲームとなる４月１０日のマツダスカイアクティブズ広島戦（駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場）にて、子どもたちが主役になる一日「キッズＤａｙ」を開催すると発表した。当日の試合には全国の小学生を対象に無料招待し、ドルフィンズパークやキッズジャージ配布等が行われる。

　会場では小学生スポーツ興行体験「ドルフィンズワーク」も開催。スポーツ興行の就業体験を通して学びや気づきを得ること、そして子どもたちの将来的な職業選択に加えてもらうことを目的として実施する。同イベントでは小学４、５、６年生の男女（２０２２年４月時点の学年）を対象に試合当日はチームメンバーと同じ通行書を首から下げ、実際に運営メンバーの一員として業務を体験する。

　体験内容は元選手の崩光瑠店長と一緒にブースで接客などを行う「こども物販スタッフ」、公式ＭＣアリーさんとともに選手紹介などをする「こどもＭＣ」、競技場の大型ビジョン切り替えを担当する「こどもスイッチャー」、赤イルカちゃんをサポートする「こどもマスコットアテンド」など、その他にも「こども紙芝居読み師」、「こどもフォトグラファー」、「こども副音声」の計７つの仕事で各定員１人を募集。チームのホームページで申し込みを受け付けている。

　恒例のドルフィンズパークはキッズＤａｙ拡大版となる。縁日やステージコーナーではラグビー体験、日野ＲＤオリジナル紙芝居、サンバ、よさこい披露も予定している。

　また、来場者全員には日野ＲＤオリジナル不織布マスク（１枚）を配布し、小学生以下の子どもには１０００着限定で日野ＲＤキッズジャージをプレゼント。日野ＲＤバスオリジナルトミカも限定発売される。

　現在、日野は勝ち点１６の４位につけ、３位の三重ホンダヒートとは７差。リーグ２試合を残し、１部昇格へ逆転での上位３チーム入りを狙う。