村元、高橋組が67・77点の15位でフリーダンス進出 ミスも「魂を込めて滑れた」
「フィギュアスケート・世界選手権」(25日、モンペリエ)
アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ“かなだい”こと村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)は67・77点だった。15位に入り、上位20組が進むフリーダンス(FD)進出を決めた。
赤と黒の衣装で登場。力強くも情熱的な「ソーラン節&琴」を演じた。ダイナミックなリフトでは大きな歓声が沸いたが、ツイズルで高橋がやや体勢を崩すミスもあった。
村元は「自信を持って落ち着いて、最初から、ミスがあった中でも最後まで魂を込めて滑れたと感じる」と振り返った。高橋は「僕のツイズルの大きいミスがあったけど、それ以外は全体の演技としてよかったと思うけど、後でスコアシートを見たら取りこぼしがあったので。それが響いたのかな」と反省した。
村元はクリス・リードと組んで日本勢最高11位に入った2018年大会以来4年ぶり、高橋はシングルで出場した13年大会以来9年ぶりの世界選手権。高橋はシングルでは8度出場し、金メダル1度、銀メダルを2度獲得しているが、アイスダンサーとしては初出場となった。
1月の四大陸選手権では、結成2年目ながらアイスダンス日本勢史上最高の2位に入るなど急成長中。RDのベストスコアは昨年11月のワルシャワ杯で記録した75・87点だった。「トップ10」を今大会の目標に掲げている。