鍵山優真が2大会連続銀メダル 悔しい4Lo両足着氷、最後3Aでミス「来季こそは」

 男子フリーで演技する鍵山優真(共同)
 男子フリーで演技する鍵山優真(共同)
 男子フリーで演技する鍵山優真(共同)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(26日、モンペリエ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位で北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)はフリー191・91点、合計297・60点をマークし、2大会連続の銀メダルを獲得した。初優勝を果たした宇野とのワンツーフィニッシュ。日本勢の1、2位は、17年ヘルシンキ大会の1位羽生結弦、2位宇野昌磨以来、5年ぶりだった。

 鍵山は冒頭の4回転サルコーを鮮やかに決めると、続く4回転ループは両足着氷。その後、4回転トーループ、トリプルアクセル-3回転トーループ、4回転トーループからの3連続ジャンプなどを決めた。最後のトリプルアクセルが1回転半となったが、切れ味鋭い滑りで「グラディエーター」の世界を表現した。演技後は悔しそうに左手で頭を抱えた。

 「去年と一緒だなと。ループ挑戦できたのはこれからの経験になる。不完全燃焼ではあるけど、この悔しさは来季に向けて練習して成長していけたら。本当に今季は本当に色々あって、苦しさとか迷いもあったけど、徐々に自分のやるべきことを見つけられた。来季新たな形で自分のスケートができれば。来季こそは。どの試合でもノーミスの演技ができるようにしたい」

 鍵山は世界選手権は2度目の出場で、前回大会の銀メダリスト。2月の北京五輪でも銀メダルを獲得した。

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