ワリエワが83・63点でトップ「信じられない感情」 世選除外の露勢が国内大会出場
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、世界選手権(モンペリエ)から除外されたロシアの北京五輪代表選手らが出場する「チャンネルワン・カップ」が26日、サランスクで開幕した。2チームの団体戦形式で争われる大会。26日はショートプログラムが行われた。
女子では北京五輪で大会中にドーピング疑惑が浮上し、4位に終わったカミラ・ワリエワ(15)はトリプルアクセルは回避したが、ミスのない演技で83・63点で女子トップのスコアをマーク。満員の会場から観客からのスタンディングオベーションを浴び、国営通信社「タス通信」によると「満員の観客の前で滑るのは、信じられない感情だった。北京五輪では見ることはできなかったので」と、喜びを語ったという。
北京五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワ(17)は82・90点で2番手の得点をマークした。北京五輪出場を逃したエリザベータ・トゥクタミシェワ(25)は81・63点で3番手だった。