村元、高橋組“トップ10”届かず 自己ベストに遠く及ばず「経験浅さ」露呈
「フィギュアスケート・世界選手権」(26日、モンペリエ)
アイスダンスで村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)が合計164・25点で16位となった。
村元、高橋組は目標の「トップ10」に届かなかった。今大会から変更した新たなリフトが正しい姿勢と認定されず、フリーで自己ベストに約18点も及ばない得点だった。村元は「取りこぼしや普段やらないミスが出て、チームとして試合経験が浅いと実感した」と悔しがった。
結成2季目で北京冬季五輪の代表切符に迫っただけでなく、1月の四大陸選手権で日本勢初の銀メダルを獲得した。高橋とともに急成長し「国際試合は(日本勢のみだった2年前のNHK杯を除いて)4戦目。コロナ禍で練習を積めなかったことも踏まえれば、すごいことを成し遂げた」と誇りも感じた。
去就は今後相談するとしつつ、36歳の高橋は「成長過程。お互いの未来につながる世界選手権」と前向きな姿勢を示した。