競泳・成田実生が中学最後の大会で短水路日本中学新記録でV 2位に4秒差の圧勝
「競泳・全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会」(28日、東京辰巳国際水泳場)
女子15~16歳400メートル個人メドレー決勝が行われ、アジア大会(中国・杭州、9月11~16日)日本代表の成田実生(金町SC)が4分28秒71の短水路日本中学新記録で優勝した。
前半2位で折り返すと第3泳法の平泳ぎで一気に差を広げ、そのままフィニッシュ。2位と4秒差をつけ、ゴール後はガッツポーズした。
成田は5日まで行われた代表選考会の同種目で、東京五輪2冠の大橋悠依(26)に競り勝ち初の代表入りを決めた。9日に行われた代表選手オンライン取材では「春JOで日本中学新記録を出したい」と目標を語っており、中学生として出場する最後の大会で有言実行を果たした。
4月からは池江璃花子(21)が卒業した淑徳巣鴨高校(東京)に入学予定だ。