理事復帰の陸奥親方、事業部長に 相撲協会、元稀勢の里は審判部

 日本相撲協会は30日、東京都内で理事会と年寄総会を開き、実質4期目に入った八角理事長(元横綱北勝海)による新体制での職務を決め、11年ぶりに理事に復帰した陸奥親方(元大関霧島)が協会ナンバー2の事業部長に就任した。新任で53歳の佐渡ケ嶽理事(元関脇琴ノ若)は審判部長。

 審判部には35歳の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)、39歳の鳴戸親方(元大関琴欧洲)が新たに起用された。新理事の伊勢ノ海親方(元幕内北勝鬨)は春場所担当部長。45歳の九重親方(元大関千代大海)は役員待遇に抜てきされ、巡業部副部長に就任した。

 花籠理事(元関脇太寿山)は教習所長や危機管理部長。

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