スケボー東京五輪銅メダル中山楓奈が首位通過 金メダル西矢は欠場 日本オープン
「スケートボード・日本オープン」(2日、松阪市スケートパーク)
女子ストリート予選が行われ、昨夏の東京五輪同種目で銅メダルの中山楓奈(16)=ムラサキスポーツ=が58・00で首位通過した。同金メダリストの西矢椛(ムラサキスポーツ)は足首のねんざにより棄権した。
中山は五輪後国内で初の実戦で目を惹くトリックを連発。参加選手の中で唯一ラン2本とも50点以上をマークした。同日午後に行われる決勝に向けて「ラン、ベストトリックを決めて、1位目指して頑張る」と力を込めた。
今大会は当初、1~3日で開催予定だったが、最終日に悪天候が予想されるため急きょ1日短縮。2日までに全スケジュールを消化することになった。昨年12月に行われた日本選手権ではパークの結露により、男子ストリート決勝が中止。準決勝の結果を最終順位とする形になった。関係者によると「前回のような中止をしないように。選手ももう1回あるのと、ないのでは気持ちの持ち方が違うと思う」と今回の大会日程短縮の経緯を話した。