小林陵侑、北京五輪金に総合V 今季振り返り「ほぼ100点」来季は「まず1勝。札幌でできれば」

 北京五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒル金メダル、ラージヒル銀メダルで、W杯でも3季ぶり2度目の総合優勝を果たした小林陵侑(25)=土屋ホーム=が3日、都内で会見を行った。

 今シーズンを振り返り「すごくうれしい。結果としてほぼ100点」と満足した表情を見せた。会見にはメダル2つとW杯総合優勝者に与えられるクリスタルトロフィーを持参。「まさか金、銀持って帰れるとは思わなかった。(W杯)総合(優勝)も取れるとは。8勝できると思わな・・・8勝だっけ。忘れました」と陵侑らしさをさく裂させた。

 3月末に帰国し、今はつかの間の休息。日本でやりたいことを問われ「何も考えずに。今はゴルフも楽しみ。おいしいご飯食べるとか、お世話になった人にメダルをかけるとかっすね」。再始動の時期については「チームの合宿が始まるまで。5月くらい」と話した。

 次のシーズンに向けて「まずは一勝を目指して。それが札幌でできればすごくうれしい」。W杯札幌大会はコロナ感染拡大により、2大会連続で中止となっている。「ビックジャンプができれば」と大会復活を待ち望んだ。

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