リオ五輪で内村航平と激闘 体操銀メダリストもウクライナ軍に入隊 軍服姿を投稿
体操男子個人総合で16年リオデジャネイロ五輪銀メダリストのオレグ・ベルニャエフ(28)=ウクライナ=が5日、自身のインスタグラムのストーリー機能を更新し、ロシアの侵攻が続く中、ウクライナ軍に入隊したことを報告した。軍服姿の写真を投稿。同国メディアの「Unian」も「オレグ・ベルニャエフがウクライナ軍に加わった」と、報じた。
ベルニャエフは16年リオデジャネイロ五輪の個人総合で、日本の内村航平と激闘を繰り広げ、金メダルとわずか0・099点差で銀メダルに終わった。
内村はロシアの侵攻が始まった際に、ライバルに状況を「ウクライナといえば、個人総合をともに戦ったオレグ・ベルニャエフがいる。今どうしているのか、心配なことはある」と、思いやっていた。
ウクライナではプロボクシングの元3団体統一王者のワシル・ロマチェンコ、テニスの元世界13位のアレクサンドル・ドルゴポロフらアスリートも入隊する事例が相次いでいる。