スケボー・五輪史上最年少メダリストの開心那が3位 五輪以来8カ月ぶりの実戦で

 「第1回マイナビスケートボード日本オープン」パーク女子準決勝で演技する開心那(撮影・伊藤笙子)
 「第1回マイナビスケートボード日本オープン」パーク女子準決勝で演技する開心那(撮影・伊藤笙子)
「第1回マイナビスケートボード日本オープン」パーク女子決勝でフルメークできず、3位になった開心那(撮影・伊藤笙子)
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 「スケートボード・マイナビ日本オープン」(10日、鵠沼海浜公園パーク)

 女子パーク決勝が行われ、昨夏の東京五輪同種目で史上最年少銀メダルを獲得した開心那(13)が45・67で3位だった。同金メダルの四十住さくら(ベンヌ)はエントリーしていない。優勝は草木ひなの(14)で53・53点だった。

 五輪以来8カ月ぶりの実戦だった開。前半は安定した滑りを見せていたが、最後の最後で転倒。決勝3本ともスコアを伸ばせず3位にとどまった。「3本とも最後までメイク(成功)できなくて悔しかった」と目を潤ませながら話した。

 2週間後に迫った日本初開催となる世界最高峰プロ大会「Xゲーム」の千葉大会(22~24日、ZOZOマリンスタジアム)にエントリーしている。東京五輪で競い合った四十住、銅メダルのスカイ・ブラウン(イギリス)と再戦。「これから出る大会は全部3位以内に入りたい」。大舞台で今日の悔しさを晴らすしかない。

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