ウィザーズ八村塁 21得点締めも実らず「負けたのでなんとも言えない」

 「NBA、ホーネッツ124-108ウィザーズ」(10日、シャーロット)

 レギュラーシーズン最終戦が行われ、ウィザーズの八村塁(24)は敵地でのホーネッツ戦に先発して32分20秒出場し、21得点、4リバウンドだった。108-124で敗れ35勝47敗の東カンファレンス12位で今季を終えた。ラプターズの渡辺雄太(27)は敵地でのニックス戦で11分19秒プレーし、4得点、4リバウンド。94-105で敗れ、48勝34敗の東5位となった。プレーオフ1回戦(7回戦制)では東4位のセブンティシクサーズ(76ers)と対戦する。

 八村のチーム最多21得点は実らなかった。既にプレーオフ進出が消滅していたウィザーズは、最終戦を白星で飾れなかった。24歳は「自分ではいい仕事ができたと思うけど。負けたのでなんとも言えない」と受け止めた。

 故障で主力を複数欠く中で先発。ミドルシュートやドライブなど積極的にゴールを狙い続けた。シュート試投数19本も最多だった。

 だが経験の乏しいチームは次第に息切れ。プレーオフ進出決定戦に進むホーネッツとは勢いや地力で差があった。八村は速攻からのダンクや、こぼれ球を拾ってからの得点などで対抗したが、劣勢を覆せなかった。

 3シーズン目の今季は個人的な事情でキャンプに参加できなかった。3点シュートの精度は向上したが、出遅れが最後まで響いた。今オフは代表活動に参加しない意向を示し「僕にとって(NBA入り後)初めてとなるちゃんとしたオフ。体をしっかりケアしたい」としみじみと口にした。

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