「カーリング・プレーヤーズ選手権、日本１－７スイス」（１３日、トロント）

　日本から唯一参戦となった世界ランク５位で、北京五輪女子銀メダルのロコ・ソラーレは、第２戦で世界選手権３連覇のスイスチームと対戦し、１－７で敗れ、大会初黒星を喫した。

　北京五輪の準決勝の再戦となったこの試合。ロコ・ソラーレは第１エンドに有利な後攻で１点にとどまると、第２エンドにスイスに２点を奪われ、その後は第３、４エンドで２点ずつ、第５エンドで１点と立て続けにスチールされて、負けを認めるコンシードとなった。藤沢は苦しいショットを強いられ、ショット率は５３％にとどまった。

　ロコ・ソラーレは五輪後初戦となった第１戦で世界ランク１３位のカナダを７－１で下し、白星発進を決めていた。

　◆プレーヤーズ選手権

　ワールドカーリングツアーの最高峰大会・グランドスラムの１つで、男女世界ランク上位１６チームが出場する。賞金総額は１７万５０００カナダドル（約１７４０万円）。予選は、３度敗れると敗退となるトリプルノックアウト方式が採用されている。