Vリーグ女子ファイナル第2戦がコロナで中止 久光がV リーグ機構「安全の確保が困難」
日本バレーボールリーグ機構は15日、16日のVリーグ女子ファイナル第2戦、久光スプリングス-JTマーヴェラス(千葉・千葉ポートアリーナ)の中止を発表した。両チームから新型コロナウイルス陽性判定者が複数人出たためとしている。人数は公表しない方針。
最終成績は「新型コロナウイルス対策に関する規定」にのっとり、同戦は勝敗をつけない扱いとし、10日のファイナル第1戦で勝利した久光スプリングスの3季ぶり8度目の優勝が決まった。
中止に至った経緯について理事・事務局長の日置康夫氏は「(陽性判定者が)1人、2人だけでなく、日を追うごとに増えたと両チームから報告があった。再び感染者が増加しているコロナ禍の中でチーム、関係者、ファンの安心や安全を確保することが相当困難であると判断した」と説明。延期判断をしなかったことには「両チーム共にファイナル後のスケジュールが組まれている。日本代表選手は代表活動に移り、延期日程をつくることが物理的に困難だった。両チーム合意の上で再試合は行えないという判断をした」と話した。