リーグワン 横浜勝利でPO出場圏内の4位死守 次節の埼玉戦へ沢木監督「崩すイメージある」
「ラグビー・リーグワン、横浜35-5浦安」(15日、秩父宮ラグビー場)
A組の1試合が行われ、横浜がWTB松井千士のトライなどにより35-5で浦安に快勝した。9勝4敗で上位4チームによる優勝をかけたプレーオフ進出圏内の4位を守った。沢木敬介監督は「結果的にボーナスポイントを取って勝ったことは次のパナソニック戦に向けてチームにいい勢いがつく」と手応えを示しつつ、「まだまだ個々のパフォーマンスにこだわっていかないといけない」と振り返った。
小雨の降るアウェーゲームで下位を相手に確実に勝ちきった。前半6分。7人制日本代表の主将として昨夏の東京五輪に出場したWTB松井が相手のキックパスを奪うと、そのままハーフライン付近から独走する先制トライ。今季自身5トライ目とした。
松井のトライで流れに乗ったチームは後半にもナンバー8アマナキ・レレイ・マフィが抜け出しトライを奪うなど最終的に5トライ35得点で相手を1トライのみに抑え、ボーナスポイントも獲得。古巣対戦でもあったマフィは「チームワークで獲得できた5ポイント」と喜んだ。
また、SO田村優も途中出場で4試合ぶりに復帰し、次節は上位の埼玉を迎える。沢木監督は「(埼玉は)守りが堅いチームなので、そこをどうやって崩すかというイメージはあります。来週1週間準備して、ワイルドナイツのプレッシャーに負けずにチャレンジできたらと思います」。トップリーグ時代の最高成績は昨季の5位だった横浜がプレーオフ進出圏内となる初4強へ次節は強敵を倒す。