柔道・増山香輔 初代表の重圧に「重いっすね」 パリ五輪金へ「まずは世界選手権」
柔道男子90キロ級で世界選手権(10月、タシケント)代表の増山香輔(23)=パーク24=が15日、都内で男子代表の強化合宿に参加し、オンラインで取材に応じた。東京五輪金メダリストらとも寝食を共にし「周りがすごい人たちなので緊張感というか、圧力があって独特の空気。重いっすね」と、初代表の重みを初々しく明かした。
パリ五輪を見据える新鋭が10月の世界デビューで一気の台頭を狙う。増山は昨年11月のGSバクー大会を制し、今月の全日本選抜体重別も優勝。東京五輪代表の向翔一郎らとの横一線の競争を勝ち抜き、初の世界切符をもぎ取った23歳は「まずは世界選手権を優勝し、2年後のパリ五輪でも優勝できるようにしっかり勝ちたい」と気合を入れた。