柔道・東京五輪銅メダル芳田が皇后杯初出場へ「もっともっと高みを目指せる」
柔道の体重無差別で争われる皇后杯全日本女子選手権大会(横浜武道館)は17日に開催する。16日は大会に向けたオンライン会見が行われた。初出場の東京五輪57キロ級銅メダルの芳田司(コマツ)は「挑戦者として思いっきり出しきっていい試合がしたい」と力を込めた。
今まではケガの心配もあり出場を避けていたが、東京五輪を終え心境の変化があったという。「根本的なところで、もっともっと試合がしたいと思った。もっともっと高みを目指せるんじゃないかという気持ちがあった」と出場の経緯を語った。
無差別級で争う今大会へ向け「60~70キロぐらいの男子と(稽古を)したりしている」と対策も入念。「本当に挑戦。試合をしてみないと分からないドキドキがある。パワーでは勝てないので相手を揺さぶりたい」と闘志を燃やした。