ラグビーリーグワン神戸 カンバーランドコーチ急死 死因は不明
ラグビーリーグワン1部の神戸(旧神戸製鋼)は18日、ヘッドフォワードコーチのスティーブ・カンバーランド氏が17日に死去したと発表した。57歳。関係者によると現時点で死因は不明。
カンバーランド氏は16日の埼玉戦(熊谷ラグビー場)にも同行。その日に変わりなく新幹線で神戸に戻ったが、翌日の17日にニュージーランドに住む家族からカンバーランド氏と連絡が取れないとの報告があり、チーム関係者が自宅へ確認に行くと意識がない状態で発見された。大きな持病などもなく、次節の東京ベイ戦(23日、江戸川区陸上競技場)にも帯同する予定だった。
この日は練習予定ではあったが、チームミーティングで選手たちにもカンバーランド氏が亡くなったことが伝えられ、メンタル面も考慮して個人練習となった。
ニュージーランド出身のカンバーランド氏は2008年に神戸製鋼のコーチに就任。11年からテクニカルアドバイザー、15年にスポットコーチを担った。16年からは同じ関西の近鉄でフォワードコーチに。18年に再び神戸製鋼でフォワードコーチとなり同年にトップリーグ優勝に貢献。新リーグのリーグワン開幕前の21年10月から神戸でヘッドフォワードコーチを務めてきた。