紀平梨花が強化選手外れる 昨季はけがで全試合欠場
日本スケート連盟は21日、都内で理事会を開催し、22-23年の強化選手を承認した。フィギュアスケートでは、女子で18年GPファイナル優勝、19、20年全日本選手権優勝の紀平梨花(トヨタ自動車)が外れた。
紀平は北京五輪代表選考会を兼ねた昨年12月の全日本選手権など、全ての大会を右足首のけがで欠場。竹内洋輔強化部長は「基準に沿って選んでいる」といい、全日本選手権上位入賞や世界大会での成績から決まる今回の指定では選外となった。
ただ、これまでの成績から今後、国際スケート連盟(ISU)の公認大会に紀平がエントリーされる可能性が高い。スケート連盟は例年、国際大会の出場が決まった際に新たに強化選手を承認する仕組みを取っており、今後追加される可能性が高い。