豊昇龍 合同稽古で意欲の最多17番「最後までしっかりやりたい」
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大相撲夏場所(5月8日初日、両国国技館)に向けた合同稽古第2日が22日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、小結豊昇龍、元大関の平幕高安ら16人の関取が参加した。
新小結だった先場所を8勝7敗と勝ち越した豊昇龍は、関取衆で最多の17番取って10勝7敗。「昨日より体は動いていた。出稽古できないので、合同稽古してもらって本当に感謝しています。最後までしっかりやりたい。明日あさっては、もっと多い番数をやりたい」と意欲をみなぎらせた。
関取衆と稽古できる機会を「全然違いますね。いろんな人とやれるし。自分の力が今どれぐらいか確かめながらやっていきたい」と歓迎。三役の地位を経験し「みんな力が強い。負けないように頑張っていきたい」と責任感もにじませた。
叔父で元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏からも「しっかり(相撲を)取ってくれ」とハッパをかけられている。「いつも応援してもらっているので頑張りたい」と心強く受け止め、夏場所へ向けて「ケガなく力強い相撲を取りきっていきたい」と気を引き締めた。